

5校時に、会津教育事務所指導主事を指導助言者としてお招きし、1年保健体育科の校内授業研究会を行いました。3校の先生方にもご参加をいただき、「心の発達」についての授業を行い、その後に研究会を行いました。
授業では、小学校時代の卒業アルバムや卒業文集、キャリアパスポートを見て、当時の気持ちや考えを振り返ったり、危険予測の場面を考えたりする活動を通して、大脳と心の関係性について学習しました。生徒達は、グループ間で意見を交換したり、自分で身についた力をタブレットに入力したり、意欲的に取り組みました。
その後の研究会では、先生方から授業の流れやICTの効果的な活用方法、養護教諭とのTTの授業等について、活発に意見交換がされました。
今後も、「わかる・できる授業」の実践に向けて、研鑽に励んでいきます。

1階廊下に、1年生の美術の授業で流木を使って制作した作品が展示されています。流木の形を生かして、亀や象、せみなどの生物をやすりをかけて丸くしたり、グルーガンを使ってつなぎ合わせたりして制作しました。来校されたときに、ぜひご覧ください。



6校時目に全校集会を行いました。始めに、実用英語技能検定合格者への表彰を行いました。ALTの先生が英語で検定証明書を読み上げ、校長先生から生徒に授与しました。校長先生は「金山町が受検料全額負担している検定に積極的に挑戦していきましょう」と生徒たちに伝えました。また、3年生が常設部の活動を嬉し涙で終えたことに労いの言葉も掛けました。最後に「新しい目標に向かって頑張ってほしい」と生徒たちに伝えました。
次に、1分間スピーチの発表を行いました。今回のテーマは「3つの願いを叶えられるなら」でした。発表者の3名それぞれからの「大金が欲しい」という発表には笑い声が起きました。また、「好きなものをたくさん買う」「みかん食べ放題」「作品を出展したい」など、発表者のワクワクした気持ちが周りに伝わるスピーチでした。
全校集会の後に、一日一感動の共有を行いました。6月は全会津中体連大会や期末テストなど多くの行事があり、その中で見つけた仲間の良いところを班ごとに伝えていました。これからも仲間の良いところを知り、自分も実践してみようと話し合いました。
最後に、8日(金)に行う地域清掃ボランティア活動の事前準備に取り組みました。昨年の経験をもとに、どこを重点的に清掃すれば良いかを話し合い、当日の活動に向けて計画を立てました。「ここにはタバコの吸い殻があった」「この道はきれいだった」と、2・3年生の発言をもとに、「ここに時間をかける」「ここで二手に分かれる」など、具体的な行動を立てました。今年も地元をよりきれいに出来るよう、生徒たちは入念に準備をしています。


6校時目にキャリア教育講演会を行いました。今回は金山町役場企画課の長谷川秀利さんに「只見線を生かした地域づくり」というテーマで講演をしていただききました。
地域に根差した只見線の歴史、平成23年7月の豪雨災害から全線再開通への町の取り組み、只見線が担う地域づくりとしての役割などを、実際の画像を掲示しながら分かりやすく、時にユーモアを交えながら教えて頂きました。今年10月1日(土)に全線開通となる只見線に、自分たちはどう関わっていくかを改めて考えさせられる時間でした。長谷川さんの講演の後に、「無人駅がある理由」「復興後の陸橋の形が変わったのはなぜか」「只見線の名前の意味」などの質問が出て、生徒達は只見線の存在がより大きなものになったようでした。生徒代表からは、「只見線にもっと興味を持ち、地域について考えていきたい」との感想がありました。
地元の良さを再発見し、また、地域を支える町役場の仕事の魅力、責任の大きさを知ることが出来た講演会になりました。そして、自分が将来どのように生きていくのかを改めて考える、良い機会となりました。



14日(火)、15日(水)の2日間、全会津中体連総合大会2・3日目が行われました。
男子バレーボール部は4試合行い、1勝3敗の成績で6位となりました。1年生が多く、バレーボールを始めて間もない選手も多いチームでしたが、全員でボールを繋ぎ続け、チーム一丸となって初勝利を勝ち取ることができました。全力を出し切った選手たちは達成感と充実感に溢れ、また、1年生は「もっと強くなりたい」「あんなプレイが出来るようになりたい」と、大会を通じて多くの刺激を受けていました。大会をきっかけに、これからの目標が明確になった選手の様子が印象的でした。
女子バレーボール部は決勝トーナメントが行われました。結果はトーナメント1・2回戦で勝利し、ベスト8となりました。ベスト8を決めた2回戦では、3セットまで縺れた接戦の末に勝利を掴み取り、選手たちは合同チームで組んだ会津柳津学園中の選手たちと共に、嬉し涙を流しました。3回戦は惜しくも敗れましたが、本校女子バレーボール部の歴史に刻む素晴らしい大会になりました。
女子バドミントン部は猪苗代町総合体育館で個人戦が行われました。女子バドミントン部にとって、この中体連が初めての大会のため、会場や試合の流れなど、全てが初めての経験でした。試合には敗れましたが、女子バドミントン部の船出となる大会を、選手たちは楽しみながら試合をすることが出来ました。また、自分の試合だけでなく、仲間のサポートや応援、試合の審判を通じて、選手や大会を支える経験も得ることが出来ました。この経験を女子バドミントン部の今後の活動に繋げていきます。
各チームがそれぞれのベストを尽くして大会を戦い抜きました。また、今大会で3年生は中学校での常設部の部活動に一区切りをつけることになりました。人数が少ない中でもいつも前向きに、1・2年生をリードしながら大会や普段の練習に臨んだ姿は立派でした。
保護者、地域の方々、応援ありがとうございました。